弊社代表田原祐子がOECD/NEA(原子力機関)シンポジウムに登壇します。
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10月7~9日 パシフィコ横浜にて開催されるOECD/NEA(原子力機関)シンポジウムに登壇します。
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OECD/NEA(原子力機関)からのご依頼で、「放射線廃棄物についてのナレッジマネジメント」がテーマとなるはじめてのシンポジウムに登壇させていただくことになりました。
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10月7-9日 パシフィコ横浜にて開催
Symposium on Information:
Data and Knowledge Management for Radioactive Waste: Challenges
Across All Timescales
〜放射性廃棄物の情報・データ・知識管理に関するシンポジウムあらゆる時間スケールにおける課題〜
URL:https://www.oecd-nea.org/jcms/pl_97583
2025 NEA IDKMシンポジウム 現地主催者:原子力発電環境整備機構(NUMO)
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以下、シンポジウムのホームページを邦訳し、一部を抜粋してご紹介します。
放射性廃棄物は、核燃料サイクルのあらゆる段階で、また産業、医療、防衛、研究用途における放射性物質の使用によっても発生します。多くの国では、発生と使用後、中間貯蔵を行い、その後、適切な地層に設置された人工処分場で地下に永久処分するという政策を採用しています。このライフサイクル全体を通じて膨大な量のデータと情報が生成され、多くの国がデジタルセーフティケースの概念を検討しています。
2025 NEA IDKM シンポジウムでは、WP-IDKMとその専門家グループやIDKM と原子力部門および非原子力部門の情報技術専門家を結集して、最先端の技術を理解し、ホライズンスキャンニングを可能にし、あらゆる時間スケールにわたって、技術的および非技術的な関係者全体にわたる IDKM の総合的なビジョンを開発し、将来の国際協力から恩恵を受けるであろう IDKM に関する将来の課題を特定します。
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【田原祐子よりコメント】
私自身、広島市の出身であり、小学校の頃から高校卒業まで、毎年8月6日には学校に登校し、原爆が投下された8時15分には、生徒全員で黙祷してきました。奇しくも、今年は、被爆80周年であり、平和祈念式典にも参加させていただきました。
このタイミングで、このOECD/NEAのシンポジウムに登壇させていただくことに、何か運命的なものを感じているところです。
このシンポジウムに限らず、組織の中で、ナレッジマネジメントは、ベテランの定年や雇用の流動化よる知識の消滅、部門間のサイロ化など、すべての業種業界で、必要不可欠な重要な課題ではないでしょうか。
シンポジウムを通じて、少しでも、世界を安全に平和に保つための、お役に立てれば幸いに存じます。